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下肢静脈瘤の予防法

足の血管が「コブ」のように浮き出てくる下肢静脈瘤。本来、足で使用した血液は、静脈を通り心臓に向かって戻りますが、下肢静脈瘤の血液の戻りを防ぐ弁が壊れ、血流の停滞が起こることで発症します。

そのため、足のむくみやだるさ、夜中に足がつるなどの症状が現れ、血管のコブが大きくなったり、かゆみが出たりすることもあります。更に症状が進むと、皮膚に茶色のシミ(色素沈着)ができ、重症になると黒ずんで硬くなり、潰瘍ができます。

静脈瘤を進行させないためには、血の巡りを良くすることがとても大切です。ウオーキング、自転車、かかと上げなど、足の筋肉を使う運土が一番望ましいです。筋肉がついてくると不快な症状が軽減します。

また、下肢静脈瘤専用の弾性ストッキングを履く事でも症状が軽くなり、進行を予防する事ができます。但し、弾性ストッキングや市販の着圧ストッキングなど、使い方を間違えると静脈瘤を悪化させることもあり、扱いには注意が必要です。専門知識を備えた医療機関を受診し、自分の足に合ったサイズのストッキングや膝下ハイソックスを選び、正しい履き方などの指導を受ける事をお勧めします。

2020-01-11

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