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大腸がんになる人が多いと聞きました、心配です。

排便時に出血すると「痔」ではないかと心配しますが、市販の注入軟膏を使って出血が止まると安心し、受診せず、そのままにしている方が多いようです。しかし、出血の原因が痔であるとは限りません。大腸がんなどの悪性疾患が隠れている可能性があります。

近年、日本では大腸がんの罹患者が著しく増加しており、特に40代以降に多くなります。40歳以上の方は出血の有無に関わらず、大腸がん検査は必要と言えます。
検査では内視鏡検査が一番望ましいのですが、最低限、便に血液の混入がないか調べる便潜血検査は受けましょう。この便潜血検査は、胃がん・肺がん・乳がん・子宮頸がん検診と同様に、市民検診で受ける事ができます。かかりつけ医のところで年に1度は検査しましょう。また近親者にがんになった人がいる方や、大腸がん以外のがんを患った方も注意が必要です。

10~20歳代の若い世代でも大腸がんになる方もいます。大腸がんは早期であれば、内視鏡手術による切除で治る可能性は高まります。先送りにしがちな診察や大腸検査ですが、受診しなかったことを後悔しない為に、気になる症状があれば病院に足を運んでください。

2020-03-28

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