痔にはよくない!?ウオシュレットの使いすぎは禁物!!

最近はウオシュレット機能のついたトイレが普及し、便後にお尻を都度洗浄される方が増えました。
ペーパーで拭くよりもお尻をキレイに清潔にすることが出来るので、お尻に良いと思われがちですが、決してそうではないのです。
 
先日、血便が続いて痔で痛むとのことで診察された患者さま(44歳男性 自営業)ですが、詳しく問診しますと、頻繁にウオシュレットで洗浄されている事が分かりました。
 
診察しましたが、切れ痔の初期症状で、血便の原因で考えられるのは、ウオシュレットでお尻を洗いすぎて本来お尻を便や細菌から守っている皮の油分(皮脂)まで全て洗い流してしまっている為に炎症が起こり血便を引き起こしている可能性が高かった為、症状も比較的軽かったのでウオシュレットの使用を止めるようにして頂きました。
 
後日患者さんから電話がありまして、ウオシュレットの使用をやめたところ数日で血便が治まったとの事です。痛みもなくなり、すっかり良くなったようですので、その患者さまにはウオシュレットの使用は今後も極力控えるように伝えました。
 
この患者さまは、血便や痛みが続いているうちに「もっとお尻を清潔にした方がいい」と思ったとの事で、それが悪循環になってしまいます。
幸いこの患者様は初期の段階で診察に来ていただいたので、治療が必要な痔になることもなく薬も使用せずにウオシュレットの使用を止めただけで治りましたが、放置すると痔や他の病気に進行する可能性があります。
 
楽クリニックでは、問診や診察をきちんと行った上で患者様にとって一番最良の治療を行うよう徹底しています。痔は初期の段階では、今回のように特に治療の必要がない場合もあれば、薬による治療で治るケースがほとんどです。そのまま放置する事で、薬では治療できない場合のみ手術による治療を行います。
 
「痔かな?」と思ったら、自分で判断せずに早めに専門の医療機関で受診されることをオススメします。
 

ウオシュレットは程々に!出来れば使用しないほうがよい?

日本は他国に比べウオシュレットの普及が進んでおり、ウオシュレットで洗わないと気持ち悪いという人も少なくありません。
ウオシュレットで洗い過ぎるのは、先にも述べたとおり肛門に決して優しいものではなく、逆にキズをつけてしまうことがあります。ウオシュレットで洗いすぎることで皮膚防御機能が弱くなり、更に皮膚をトイレットペーパーでこすることで傷がつくことがあります。
通常肛門は油分によって守られていますが、ウオシュレットによってこれらの守ってくれる油分が流されてしまい、結果炎症が起こり痔など病気の起因になります。
また便器内が清潔に保たれていない場合は、ウオシュレットの水圧によって便器内の病原菌がで跳ねて肛門に付着する恐れもありますので、利用時は水圧をあまり強くし過ぎないように注意して下さい。痔の方は、水圧が強いと肛門に刺激を与えすぎて負担となり痔を悪化させてしまいますので、使用する際は水圧を弱くしてご使用下さい。(但し治療中は厳禁です)
水温も冷たい水は血行を悪くし、温かい水は油分を洗い流して痔を悪化させる原因となります。
肛門を清潔にすることは悪いことではないのですが、ウオシュレットの使いすぎは避けるようにしましょう。

肛門そう痒症(こうもんそうようしょう)

お尻を清潔にしたいがためにウオシュレットで洗い過ぎるのは様々な病気に進行する恐れがあります。

肛門そう痒症(こうもんそうようしょう)とは

肛門そう痒症とは、肛門の周りに痒みが生じる病気で、ウオシュレット石鹸、赤ちゃん用のおしり拭きでのきれいにし過ぎなどが原因となる病気です。長い時間ウオシュレットで洗い過ぎたり、トイレットペーパーで何度も擦り過ぎたりすると皮膚にキズが入り抵抗力が弱まる為、菌が繁殖して皮膚炎が起こりやすくなりこれが肛門そう痒症となります。ずっと座りっぱなしのデスクワークの方も、肛門周辺が蒸れやすく肛門そう痒症を発症する場合があります。また下着や生理用品の材質なども影響することもあります。

 

病気だと気づかないケースが多く、悪化すると肛門周辺の皮膚が爛れたり慢性化変色することもありますので、かゆみが酷いなど症状が続いた場合は直ぐに治療する必要があります。

肛門そう痒症の治療は、患部に軟膏を塗って治療を行い、肛門そう痒症に至った原因を見つけることで再度肛門そう痒症にかからないようにするよう、治すだけでなく再発しないように治療を行います。

予防としては、ウオシュレットの使用を中止し、便の拭き残しがないようにトイレットペーパーで優しく押え吹きなど、但しあまり拭き過ぎないように心掛けて下さい。また肛門を石鹸で洗うのも控えるようにして下さい。炎症が悪化する場合があります。
肛門を常に正常な状態にするように、下痢などにならないよう生活習慣も整えるなど食事のバランスなども大切です。
かゆみが収まらないなど症状が続く場合は、専門の医療機関にて診察を受けて下さい。

【院長コラム】 2018-08-01

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