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初診は2024年12月中旬以降に予約できます。

日帰り手術は2024年12月下旬以降に予約できます。

日帰り手術件数 13,516件
(2004/5~2024/11)

肛門疾患:
7479件
下肢静脈瘤:
3663件
鼠経ヘルニア:
1460件
切開術:
914件

【院長コラム 】
下肢静脈瘤の治療方法について

足の”血管のコブ”が大きくなり、むくみや足のだるさ、かゆみ、こむら返り、色素沈着などの症状が認められるようになった方には、下肢静脈瘤の治療を勧めています。

治療は、レーザーで血管内を焼いて閉塞(へいそく)させる方法と、原因となる血管を抜き取る方法があります。どちらも日帰り手術が可能で、保険適応で受けることができます。

現在は術後の痛み、内出血が軽減され、傷も目立たないレーザー治療が主流ですが、進行して太くなった血管や、蛇行して複雑な形状になった血管には治療効果が期待できない場合もあります。また、皮膚表面から近い血管には不向きな治療方法と判断されます。

そのような症例はレーザー手術を選択せず、従来の血管を抜く「ストリッピング手術」を行います。

一方、むくみやだるさなどの症状が認められないクモの巣状や網目状の静脈瘤があります。皮膚の表面に見られる1~3ミリの細い血管ですが、治療が不要な症例です。

下肢静脈瘤は自然に治ることはなく、少しずつ悪化していきます。血管の状態に合わせ、適切な治療法を選択することが大切ですが、より身体の負担が少ない治療法を選択できるよう重症化する前に専門医に相談して下さい。
 

2017-10-10

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