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下肢静脈瘤よくあるご質問Q&A

下肢静脈瘤について分からない事や悩み事など、患者様からよくあるご質問をピックアップしてQ&A形式で分かりやすくご紹介させて頂きます。

下肢静脈瘤について

下肢静脈瘤とはどのような病気でしょうか?
初期症状として、足の血管が太くなってボコボコした状態が見られ、こむら返り、足のだるさ、むくみなどが起こってきます。そのまま放っておくと、足のかゆみ、怠さや浮腫が酷くなり、重症になると皮膚が黒ずみ、ただれてきます。
足の静脈瘤の内にある血液逆流防止弁が壊れ、血液がうまく流れず、停滞することで発症します。
足の血管のコブと、寝ているときの「こむら返り」に悩んでいます。
足の血管のコブがあって、眠っている時に起こるこむら返りは下肢静脈瘤の代表的な症状です。
下肢静脈瘤は、静脈内の血管の弁が壊れたことが原因で発症します。足で使われた血液がうまく心臓へ戻れなくなることで発症します。血液の流れが悪くなるため、夜間に突然足の筋肉が異常に収縮し、こむら返りが起こります。
下肢静脈瘤が原因のこむら返りが起こる頻度には個人差があり、「月に数回」という方から「毎日」という方までおられます。頻繁に起こる方には、根本的な治療として手術を勧めています。
たまに起こる程度であれば、ふくらはぎを圧迫する医療用弾性ストッキングの日中の着用や、就寝前の十分な足のストレッチなどが有効です。また、こむら返りが起こったときに服用するといい漢方薬(芍薬甘草湯)もあります。
ただし、下肢静脈瘤が原因でないこむら返りもあります。頻回にこむら返りが起こる方は、かかりつけ医に相談しましょう。
下肢静脈瘤です。足にできた血栓が、頭まで飛んだりしますか?
下肢静脈瘤の影響で、足で使われた血液がうまく心臓に戻れず、血流が悪くなります。そのため、血液が留まってしまい、静脈内に血栓ができ、血管を詰まらせたりします。これを「血栓性静脈炎」といいます。皮膚に近い血管に起こり、赤くなり、痛みもでますが、お薬などで対応し、経過をみるのがほとんどです。一方で、「深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)」という、命に関わる病気があります。深部の太い静脈にできた血栓が剥がれ、血流に乗って移動し、他の部位の血管を詰まらせたりします。それが肺に起こると、呼吸困難が引き起こし重篤な事態となります。ご質問の”頭に飛ぶ”ということですが、基本的に下肢静脈瘤で頭に血栓が飛ぶことはありません。
足の血管にコブがあり、シミもできています。治療は必要ですか?
下肢静脈瘤の症状である色素沈着がはっきり見える画像足の血管がコブ状に浮き出てくるのは、下肢静脈瘤という病気です。静脈内の血管の弁が壊れたことが原因で発症し、ゆっくりと進行します。
しかし、病状が悪化してくると、足の膝から下、特にくるぶしの周囲に、色素沈着による褐色のシミが現れます。この部分をケガなどで傷つけてしまうとなかなか治らず、液がにじみ出たり、潰瘍ができて皮膚に穴があいたりします。 下肢静脈瘤が原因の潰瘍は、見た目の割には、痛みが少ないのが特徴です。
足に下肢静脈瘤のシミが出てきたら、そろそろ治療が必要です。潰瘍ができるまで放置しないで、診察を受けましょう。
以前は入院が必要とされた治療も、日帰りで行うことが可能になりました。まずは医師にご相談ください。
足の血管がふくれてコブになっています。大丈夫ですか?
足の血管がコブのように浮き出ている患者様の画像 血管がコブのように(写真のように)浮き出ているのであれば、下肢静脈瘤という病気が考えられます。足の静脈血管内の弁が壊れ、血液が心臓に戻りにくくなったことで発症し、様々な症状が出てきます。
夕方になると足がだるくなる、むくむ、夜間に突然こむら返りが起こるなど。また、皮膚が乾燥するので、痒みが強くでてきたりもします。これらの困った症状が無ければ、運動を心掛け、経過観察されてもいいのですが、症状がある方には、弾性ストッキングの着用や症状に応じた薬の服用など提案しています。
ただ、症状も強く、進行している静脈瘤は治療が望ましく、診察を受けることをお勧めします。

下肢静脈瘤の治療について

下肢静脈瘤の予防策は?
下肢静脈瘤は気付かないうちに進行していく病気ですが、適度な運動をおこない、生活習慣を整えることで進行を防ぐことができます。 ずっと立ったままのお仕事や、座りっぱなしのデスクワークなど、同じ体勢で長時間いる人は特に意識して予防しましょう。 作業の合間や休憩時間に屈伸運動などのストレッチ、または軽めの運動をしたりして、足を動かすことを心掛けてください。 足の筋肉を動かすことが予防になるのです。 また「弾性ストッキング」の着用は、血流を改善するサポート効果がありますので進行予防に役立ちます。 ただし「弾性ストッキング」は種類が様々で、症状に合ったものを選び、正しく着用することがとても重要になるため、医療機関で相談し、適切なものを購入して使用しましょう。
手術後は何日くらい安静が必要ですか?
手術後から安政の必要はありません。普段通りにお過ごしください。

下肢静脈瘤の手術について

足のコブとだるさがあるのですが手術が必要ですか?
まずは医療機関を受診し診断を受けましょう。症状に応じて手術が必要かの判断を医師がいたします。
手術はどれくらいの時間が掛かりますか?
静脈瘤の程度によって異なりますが、だいたい45分程度です。
手術当日は何時間で帰宅できますか?
個人差はありますが、来院して帰宅までは2時間半程度です。(当院平均)
レーザー治療だと傷跡はどれくらい残りますか?
レーザーファイバーを血管内に入れるため、針穴程度なので数ミリで、ほとんど傷は目立ちません。
レーザー治療は再発の心配は無いですか?
静脈瘤の起こっている血管自体を閉塞させてしまう為、同じ部分の再発の可能性は低いです。
手術中は痛いですか?
当院では、静脈麻酔で眠っている間に手術しますので、痛みの心配はありません。
レーザー治療は安全ですか?
安全性の高い治療法です。局所麻酔が適切に血管周囲に施されているか、レーザーファイバーが確実に挿入できたかなど、超音波検査の経験と知識をもった下肢静脈瘤専門の医師が、しっかり超音波で確認しながら治療を行います。
怖がりで手術も始めてなのですが大丈夫でしょうか?
麻酔で眠っている間に手術は終わります。

下肢静脈瘤について詳しく読む

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①下肢静脈瘤について

足にコブのような腫れ。むくむしダルい、痒みなど…。このような症状は、下肢静脈瘤の症状であることが考えられます。

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③下肢静脈瘤の治療

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