初診は2024年12月中旬以降に予約できます。
日帰り手術は2024年12月下旬以降に予約できます。
日帰り手術件数 13,516件
(2004/5~2024/11)内訳
下肢静脈瘤にならないように予防することはできるのでしょうか?
下肢静脈瘤は、足の静脈の逆流防止弁が壊れることで発症します。一度壊れた逆流防止弁は元に戻らず、血管のコブも自然に治ることはありません。何もせず放置すると、少しずつ進行していきます。
静脈瘤を進行させないためには、血流の改善が大切で、ウォーキング、自転車、かかと上げなど、足の筋肉を使う運動が、最も予防効果があります。
また、下肢静脈瘤専用の弾性ストッキングの使用は、進行を予防できます。
初期症状として、血管が膨らみボコボコと表面に現れ始めたら、早めに診察を受け、医師の正しい指導を受けることが予防の第一歩となります。重症化する前に専門医に相談しましょう。
立ち仕事の合間に、かかとの上下運動をしたり、椅子に浅く座って前に脚を投げ出し、足首の曲げ伸ばしをしましょう。なるべく階段を使い、天気のいい日は車ではなく自転車で移動してみるなど、足を動かす機会を作ると良いです。
特に症状の出やすい午後や夕方に行うと効果的です。
入浴時や就寝前、座った状態で、両手のひらで膝上から太ももの付け根に向かってさするように動かします。次にふくらはぎも同様に、下から上へと片足ずつ2~3分間さすります。
このマッサージで足表面の血液のうっ滞だけでなく、リンパ液の流れも良くなります。1日数回行うことで、症状の改善や予防に繋がるので、ぜひ取り入れてみてください。
下肢静脈瘤専用の弾性ストッキングは、自分の足に合ったサイズのものを正しく履けば、非常に高い予防効果があります。
足首に一番強い圧力がかかり、上に向かうほど弱くなる構造になっており、医療機関で測定し着用することをおすすめします。