肛門周囲膿瘍とは?

肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)の症状・写真

肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)とは、肛門のまわりに膿(うみ)がたまる状態です。飲酒、温水便座の使用、下痢や軟便、抵抗力が弱っている状態のときになりやすい病気です。浅いところにできる膿瘍は激しい痛みが伴い、深いところにできる膿瘍は腰に鈍い痛みが伴います。肛門周囲膿瘍を治療するには切開して膿を出すのが一番です。

痔ろうになると、トンネルから膿が出てくるだけでなく、痛みや発熱を伴い、長年にわたって放置するとトンネルが枝分かれして、まれにがん化することもあります。その場合は手術により肛門をとらなくてはならなくなります。

肛門周囲膿瘍の症状

肛門周囲膿瘍は出来る場所によって症状が異なります。浅いところにできる膿瘍は強い痛みを伴い、深いところにできる膿瘍は腰に鈍い痛みが伴い、他に微熱やだるさも伴います。

浅いところの膿瘍の症状:痛み強い、固く触れる
深いところの膿瘍の症状:腰の鈍い痛み、微熱とだるさ、触れないことも多い

肛門周囲膿瘍の原因

  1. 下痢便、軟便、温水便座を使うとき、肛門の中のくぼみからバイ菌が入る。
  2. 体の抵抗力が弱っている時や多量の飲酒時にも起こりやすいです。
  3. 魚の骨などの異物が刺さっておこるもの、のう皮症のような皮膚の病気、クローン病や潰瘍性大腸炎、癌などによるものもあります。

肛門周囲膿瘍の治療

肛門周囲膿瘍治療の第一の選択肢は、切開して膿を出すことです。バイ菌を殺す抗菌薬による治療は、膿(うみ)のたまりの内には入っていかないため、効果が不十分なためオススメしません。

小さな膿(うみ)のたまりの時は麻酔なしか、局所麻酔を用いて治療をします。それ以上の大きなものは二度と受けたくなくなるような激痛を伴うため、局所麻酔以上の十分な麻酔が必要です。

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Last updated:2018/07/15

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