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【お尻の悩み相談室】
肛門周りの腫れと酷い痛み

肛門の周囲が急に腫れ、強烈な痛みを伴う病気の一つに、肛門の脇に膿がたまる「肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)」があります。初期は肛門の違和感程度ですが、次第に強い痛みに変わり、時間の経過とともに肛門周囲が腫れてきます。腫れは1〜2日で急速に大きくなり、高熱を伴うこともあります。

乳製品やアルコールを多く摂取する方や、疲労等で抵抗力が弱っている方、温水便座を常用している方などに症状が出やすいです。また、日ごろから便の形状が軟便や下痢という方は発症の可能性が高く、注意が必要です。

基本的な治療は、切開して膿を出すことです。わずかに腫れている程度であれば、薬で治ることもあります。膿が出ると痛みは和らぎます。2~3割の人は治癒するようですが、完治した状態ではないので、安心せずに経過観察しましょう。

切開しても治癒しない方、症状を繰り返す方は、次の段階である「痔ろう」に進行します。痔ろうは根治手術でなければ治りません。放置しておくと複雑な痔ろうに悪化し、まれに痔ろうがんになることがあります。

肛門周囲膿瘍を疑うときは、医療機関を早く受診してください。

2018-11-02

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