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血管の炎症や血栓について

下肢静脈瘤の症状には「こむら返り」「足の怠さ」「むくみ」「発赤」「皮膚の硬化」などがありますが、稀に足の痛みを訴える人がいます。
下肢の静脈血管内にある血液の逆流を防ぐ弁が壊れる事で発症します。血液が十分に心臓に戻らずに血管内に溜まった状態になると、足の表面近くの血管内に血液の塊(血栓)ができることがあります。

その血栓が血管を狭くし、詰まらせて起こるのが「血栓性静脈炎」です。静脈とその周辺の皮膚が炎症を起こすため、赤く腫れ、痛みを伴うのが主な症状で、痛みが小さな範囲に限られている時は、湿布剤や鎮痛薬で経過観察します。重症化する事は殆どありませんが、上(心臓)に向かって少しずつ痛みが広がってくるような時は、早めに医療機関で診察を受けて下さい。

また突然足全体が腫れて痛みが強くなった時は、深部の静脈血管に血栓ができる「深部静脈血栓症」の可能性が考えられます。深部静脈血栓症は、下肢静脈瘤がない人でも発症し、命にかかわる合併症(エコノミークラス症候群)を起こす事があります。この症状が発生した時は、早急に受診・治療が必要です。

2020-03-07

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