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【お尻の悩み相談室】
寒くなるといぼ痔が悪化します。予防対策はありますか?

寒くなると水分摂取量が急激に減って、運動量も少なくなる為便秘気味になりがちです。更に冷えによる結構不良が起こり、いぼ痔が悪化する人が増えるようです。

いぼ痔の症状は
「出血のみで傷みなし(第1段階)」
「排便時にいぼが脱出するが自然と元に戻る(第2段階)」
「排便時に脱出し、いぼを指で押し込まないと戻らない(第3段階)」
「指で押し戻してもいぼが出てくる・常時脱出している(第4段階)」
の4つに分けられます。

対策としては、まず体を冷やさないように温かく保ち、水分や食物繊維の多い煮野菜などを積極的に摂りましょう。肛門付近に便を溜めるといぼ痔に負担がかかるので、毎日、できれば毎朝排便することが大切で、時には浣腸も有効です。
一方、下痢も肛門に刺激を与えるため、よくありません。下痢の原因となるようなアルコール、乳製品、薬(サプリメントも)等の摂取には注意が必要です。

排便コントロールがうまく出来れば、第2段階の症状までなら薬の仕様で改善されます。ただ、第3段階以上のいぼ痔になると薬だけの治療では改善が難しく、手術が必要です。現在は日帰り手術も行われています。
重症化する前に、早めの治療をおすすめします。

2019-11-23

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